こんにちは。ゆゆゆです。この記事は、切迫早産で入院していた経験をもとに書いています。
切迫早産で長期入院をしていると心配になるのが、『入院費』だと思います。
結論:入院費はいくらだった?
入院1ヵ月当たりの負担金額 | |
保険適用 | 535,196円×3割≒160,559円 |
自費 | 62,660円 |
※535,196円は、10割負担の金額です。
切迫早産で入院した1ヵ月の医療費は、保険適用分が160,559円、自費分が62,660円でした。
この保険適用分の負担金額については、高額療養費制度を利用できるため、年齢や年収によって支払う金額が変わります。
年齢や所得に応じて、1ヵ月間で医療機関や薬局の窓口で支払う医療費に上限を設けている制度です。
※表の医療費には、10割負担の金額を入れます。私の場合は、535,196円です。
高額療養費制度は、事前に申請しておくことが可能です。
申請すると後日、「健康保険限度額適用認定証」が届きます。
認定証が届き次第、すみやかに病院側へ提出しましょう。
窓口での負担金額が、高額療養費制度を適用した金額になります。
何が自費だった?
病院食代・通信費
私が入院していたのは「医院」で、自費は病院食代と通信費のみでした。
病院食は、「1食分=460円」と全国共通で決められています。
そのため、どこの病院に入院していても基本的にかわりません。
通信費は、テレビ代やインターネット代などのことで、1日あたり約700円でした。
病院によって通信費は名称や金額が異なり、かわりにテレビカードを使っている方も多いと思います。
気になった方は、入院案内の書類などを確認してみてくださいね。
差額ベッド代
そして、負担金額に大きく影響するのが、「差額ベッド代」と「NSTが保険適用か自費か」ということです。
私の場合は、大部屋に入院していたため、差額ベッド代はかかりませんでした。
1日の差額ベッド代は病院によって異なりますが、長期入院になるとこの差額ベッド代を支払うか支払わないかで負担金額が大きく変わります。
差額ベッド代は、病院側の都合で個室や少人数の病室になった場合、支払わなくてよいケースがあります。
同意書を書いていないのに差額ベッド代を請求されたという方は、一度病院側に確認してみてもよいかもしれません。
NST
また、切迫早産で入院中に気になるのが、NSTが保険適用なのか、自費なのかだと思います。
私が入院していた医院では、NSTは基本的に週3回(月曜・水曜・金曜の朝に1回ずつ)ありました。
その週3回分は保険適用されていて、1回2,100円×3割が自己負担分でした。
(妊婦健診や外来でNSTをした場合は自費のため、1回2,100円分を全額請求されます。)
病院によってNSTの回数や金額は異なります。
事前に説明がなかった場合は、病院側に確認することをおすすめします。
各自治体での妊産婦医療費助成制度
必ず確認してもらいたいのが、お住まいの自治体で妊娠中の通院や入院に助成制度があるかどうかです。
制度がある場合も自治体によって、制度の対象期間や助成額などが異なります。
例えば
【新潟市】
- 対象期間:申請日から出産日の翌月末日まで
- 通院:自己負担1日530円(医療機関ごと月4回まで、5回目以降は0円)
- 調剤薬局:負担なし
- 入院:自己負担1日1,200円(医療機関ごと)
【岩手県】
- 対象期間:妊娠5ヶ月目の月の初日から出産日の翌月の末日まで
- 通院:医療保険各法に基づく自己負担額相当額(医療機関ごとに1ヶ月1,500円の範囲で自己負担)
- 入院:医療保険各法に基づく自己負担額相当額(医療機関ごとに1ヶ月5,000円の範囲で自己負担)
【小坂町】
- 対象期間:母子手帳交付の翌月1日から出産の翌月末まで
- 医療費:自己負担なし(助成上限50,000円)
このように、各自治体で制度の対象期間や助成額は大きく異なります。
お住まいの自治体ホームページや担当部署に確認してみてくださいね。
民間保険の給付金は受け取れる?
結論:受け取れました。
私は入院当時、県民共済の総合保障型+入院保障型+医療特約に加入していました。
入院1日につき、給付金は12,250円です。
電話で共済金請求書類を送ってもらう手続きをすると、書類はすぐに届きました。
その後の給付金の振り込みもスムーズで、とても助かりました。
初めての長期入院でお金の心配もありましたが、保険に加入していて良かったです。
県民共済のほかにも、保険会社はたくさんあります。
正直たくさんあり過ぎて、どれが良いか悩みますよね。
そういう時は、プロに相談してアドバイスをもらうのが一番です。
『ベビープラネット』では、プロに無料で相談できます。
医療保険のほかにも学資保険など、ライフステージに合った保険を紹介してくれるため、退院後や出産後にぜひ相談してみてくださいね。
まとめ
切迫早産での長期入院にかかる費用について、実体験をもとに紹介しました。
入院は、金銭的にも負担のかかるものです。
ぜひ、公的な制度の利用や民間保険への加入をして、負担を減らしてくださいね。
【金銭的な負担を減らすために】
- 高額療養費制度の申請
- 各自治体の妊産婦医療費助成制度を確認
- 加入保険の見直し/保険加入を検討
また、入院中何をして過ごそうか悩んでいる方は、ぜひこちらもご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。